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一千年の釘

 愛媛県松山市の鍛冶職人・白鷹幸伯氏は、奈良の薬師寺西塔の再建のために、一千年にわたり耐用可能な「和釘」の製作を依頼されました。
 現代の釘の耐用年数はせいぜい三十年です。古代の和釘は砂鉄を原料にしており、鉄の純度は99%以上あって錆びにくいのが特徴です。しかし近代の高炉で造られる鉄は、不純物が多いために錆びやすいのが難点です。
 一千年もの年月に耐えられる和釘の製作は、一千三百年前の白鳳時代の釘と向き合う中で、試行錯誤を繰り返しつつ、手打ちで鍛えられ完成しました。
 完成した白鳳型和釘は、薬師寺西塔用の六九九〇本をはじめ、薬師寺回廊や大講堂などのために約ニ万本が鍛造されました。
 現代の科学技術をも超えるような「古代の技」があってこそ、古い建築物は現代に伝えられています。新しいものばかりを追い求めるのでなく、古い技や既存の技術のほうが優れていれば、躊躇なくそれらを用いる勇気も必要でしょう。
 過去と現代を比較する冷静さと謙虚さで、物事を判断したいものです。

今日の心がけ…新旧を使い分けましょう

職場の教養(倫理研究所発行)2/16~


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