脳のクセを見直す

比嘉組

2012年04月10日 07:57

 心肺停止し瞳孔が開いたら助からないと言われる医療現場。しかし「無理」「できない」の言葉を使わぬ姿勢と、体験の中から蓄積してきた事例とで、こうした急患わ社会復帰させる脳低温療法を生み出したのが、脳外科医の林成之氏です。
 林氏は、家庭、学校、会社を誕生させたのは、順に「生きたい」「知りたい」「貢献したい」という脳の本能だといいます。
 人間の本能は、自己保存と一貫性を保つクセを人に持たせます。度が過ぎれば保身と事なかれ主義を生じさせますが、本能は必要ゆえに備わるものです。
 社内のどこか一極に集中している負担や繁忙には、必ず脳の本能に基づいたクセが潜んでいます。そのクセの働きを否定的に捉えるのではなく、機能不全部分を見つけ出すことで、改善・改革につなげていきましょう。
 努めて具体的に対処することがポイントです。目標と本能徒が両立する改善であれば、やってみようという意識が脳の機能を高めるはずです。その上で目標達成のために何を行うのか、主体性を備えて仕事に望みたいものです。

今日の心がけ…目標を明確にしましょう

職場の教養(倫理研究所発行)4/10~

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