命の鼓動

比嘉組

2013年06月07日 07:50

 内臓の一つの器官である心臓が、一日どれくらいの量の血液を送り出しているのか、私たちは意外と知らないものです。
 年齢や性別の違いや運動している時と安静にしている時など、様々な条件の違いはありますが、一般的に正常な心臓は、一回の拍動で六〇~九〇ミリリットルの血液を心室から拍出しているといわれます。
 これらの動きがなければ、私たち人間は生きていくことができません。手や足などのような派手な動きはなくとも、この地味でコツコツとした心拍によって私たちがこの世にある事実は、決して忘れてはならないのです。
 そうした心臓の働きが正常になされていて、私たちは人生を送ることができます。また心臓だけでなく、いろいろな器官に対しても同じことがいえるでしょう。
 今日は、その働きに感謝しながら、胸に手を当てて鼓動を感じてみましょう。我が肉体に対する感謝の思いが湧き出てくるはずです。
「ドキッ、ドキッ」という鼓動は、私たちを育む命の刻みなのです。

今日の心がけ…体の働きに感謝しましょう

職場の教養(倫理研究所発行)6/7~

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